便秘 | 鍼灸院さがし.ネット

便　秘

体の構造上の問題やホルモンの影響で女性に起こりがちな「便秘」。「よくあることだから」とそのままにしておいてはいけません。
便秘は、ニキビ・吹き出物などの肌荒れの原因になったり、痩せにくい体になってしまったり…さまざまなトラブルを引き起こします。

そんな「便秘」を改善する方法をご紹介します。

便秘の原因は人によってさまざま。以下では、便秘の主な4つの原因をご説明します。

食物繊維・腸内細菌の不足
食物繊維は保水性に優れており、便をやわらかくし排便を助ける効果があります。また、腸内細菌は腸の中の善玉菌を増やし、腸の調子を整える効果があります。食物繊維・腸内細菌が不足することで、腸の動きが悪くなる、便が固くなるといったことが起こります。
排泄のがまん
「人前でおならをするのが恥ずかしい」「外出先では便意をがまんしてしまう」こんな風にがまんしていると、体が排便しにくい状態になってしまいます。また、こういった「がまん」そのものが精神的ストレスとなり、自律神経のバランスを崩して便秘へとつながってしまうのです。
小食や水分不足
過度なダイエットなどで極端に小食になる、腸があまり動かず腸の筋肉が低下するため、便秘になりやすくなります。また、水分不足は、便の水分がなくなり固くなるため、便秘になりやすくなります。
運動不足・病気
筋肉は腸の動きを助ける大切な器官。体を動かす機会が少ないと、腸周りの筋肉が弱まり、排便しにくい状態になっていきます。また、痔など腸にかかわる疾患では排便を避けようとするので、便秘になるケースもあります。

便秘は普段の生活習慣を見直すだけでも予防できます。便秘予防に役立つ簡単な方法をご紹介しますので、ぜひ明日から試してみてください！

食物繊維が多いものを摂取しましょう！
下記は、100g中に含まれる食物繊維が多い食材です。これらの食品を積極的に食事に摂り入れましょう。

※情報参照元食物繊維net

朝食を食べましょう！

自律神経は、体のすべての機能をコントロールする神経で、交感神経と副交感神経に分かれています。胃腸を動かしている副交感神経は、目覚めたときに積極的に働きます。

そのため目覚めた直後の時間帯は胃腸が活発に動きやすいので、朝ごはんをきちんと摂取すれば蠕動運動（腸の内容物を輸送する運動）も起こりやすく、排便につながりやすいといえます。
水分をとりましょう！

便をやわらかくするために適度な水分は必要です。1日に必要な水分量は一般的に1.5～2リットルといわれています。この量を目安に、こまめに水分摂取するようにしましょう。

とくに、朝コップ1杯の水を摂るのはオススメ。腸を刺激し、排便が促されます。
よい生活習慣を身につけましょう！

運動不足、バランスの乱れた食事など便秘の原因になる生活習慣を止め、よい生活習慣を心がけましょう。
さらに、朝、便意がなくてもトイレに行く習慣を付けることも排便習慣につながっていきます。これらの生活を続けることが、便秘改善の第一歩です。