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偏頭痛

疲れたときや天気が悪いとき、ストレスがたまっているときなどに、頭の片側にドクンドクンと波打つような頭痛を感じたことはありませんか?
偏頭痛(片頭痛)は、女性に多い症状だと言われており、比較的長時間痛みが続きます。人によって異なりますが頭の痛みだけでなく、吐き気や食欲低下、神経過敏、めまいなどさまざまな症状に悩まされることも少なくありません。
偏頭痛(片頭痛)の原因とメカニズム
偏頭痛(片頭痛)は天候・環境の変化や寝不足、疲れ、生理、カフェインの過剰摂取など、身体に何らかのストレスが起こったときに症状が出るとされています。
何らかの原因で脳内にストレスがかかると、脳内物質である「セロトニン」が放出されます。このセロトニンには血管を収縮させる作用があり、セロトニンの刺激で脳内血管は瞬間的に収縮し、その反動で拡張するというサイクルを繰り返すことで、ドクンドクンと波打つような頭痛が起こるのです。
偏頭痛(片頭痛)の症状
偏頭痛(片頭痛)の前兆症状として、ジグザグ形のキラキラとした光が見えたり(閃輝暗点)、目がかすんで部分的に見えなくなったり(視野欠損)といったことが起こります。その後、頭の片側でズキズキと拍動性の強い痛みがします。
偏頭痛(片頭痛)の症状
- 吐き気
- 食欲低下
- 神経過敏(臭いや光、音などに神経質になる)
- 下痢
- めまい
- 寒気
対処法と予防法
- 睡眠をとり安静にする。ただし、寝すぎは禁物。眠るにしてもひと眠り程度にしましょう。
- 痛む箇所を冷やし、うるさい場所や明るいところ、強い匂いは避けてすごしましょう。
- コーヒーや緑茶を飲みましょう。
- ストレスを避け、規則正しい生活を送りましょう。
- 睡眠不足や睡眠過多に気をつけましょう。
- 赤ワインやチーズは頭痛を引き起こす要因となるので避けましょう。
- 耳の裏下にあるツボ「完骨」「天容」を親指でゆっくり押してみましょう。痛みがスーッと和らぎます。
鍼灸でできる偏頭痛(片頭痛)対策
鍼灸には、身体の機能を調整するという働きがあります。機能が亢進している場合は鎮静させ、機能が減弱している場合には興奮させる作用があります。偏頭痛(片頭痛)に対しては自律神経に働きかけバランスを整え、痛みを緩和させる作用が期待できるのです。
鍼灸院に通って針やお灸の施術を受けるのが一番効果的ですが、ご自分でツボ押しをすることで偏頭痛(片頭痛)の痛みを和らげることもできます。
偏頭痛(片頭痛)に良いツボ

百会(ひゃくえ)
百会は両耳の上端を結んだ頭の頂上に位置する部位です。指で押すとちょっとブヨブヨしてへこむところを探すとよいでしょう。
中指や人差し指の腹を当て、下方に向けて心地よく感じる強さで押します。

風池(ふうち)
後頭部中央のくぼみから左右それぞれ2本分外側にあるくぼみのところです。親指もしくは中指を立てて、やや上方に向けて10秒程度押してみましょう。
これらのことを実践してみることで、偏頭痛(片頭痛)は予防できます。偏頭痛(片頭痛)でお悩みの方、偏頭痛(片頭痛)を防ぎたいという方は、ぜひお試しください。
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