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年末の特集
飲み会後のつら~い「二日酔い」を解消!!
忘年会やクリスマスパーティーなどお酒を飲む機会が増える12月。みんなでワイワイ楽しいひとときですが、心配なのが次の日の二日酔い。お酒を飲んだ次の日まで、吐き気や頭痛に悩まされ、辛い思いをしなくてはいけません。
今月は辛い二日酔いの予防方法と二日酔いになってしまったときの対策法、二日酔いに効くツボをご紹介します。飲み会の多いこの季節に、ぜひお役立てくださいね。
飲み会前に二日酔いを予防
空腹を避ける
空腹時は、アルコールの吸収が早くなります。
このため、肝臓でのアルコール分解がアルコールの摂取量に追い付かず、酔いがまわりやすくなるのです。飲む前に軽食を食べる、お昼の時間を遅くするなどの対策をとっておくといいでしょう。
ウコン製品を摂取する
ウコンには肝機能を高める「クルクミン」という成分が含まれています。
ウコンを摂取すると肝臓の働きが活発になり、アルコール分解もスムーズに行われるようになるのです。飲み会前にウコンを使った製品を摂取しておくと二日酔い対策に有効ですよ。
二日酔いになってしまったら……
二日酔いの主な原因をご説明します。
原因ごとに起こるメカニズムと体に現れる症状、対策法をお伝えします。
血管の炎症 |
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メカニズム アルコールに含まれる、血管拡張作用がある「アデノシン」などが血管を広げ続け、血管に炎症を起こす。
対策 血管の収縮を促すこと。コーヒー、牛乳、頭痛薬が血管収縮に効果的。 |
脱水症状 |
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メカニズム アルコールの利尿作用により水分が失われ、脱水症状を起こす。
対策 スポーツドリンクなどナトリウムやカリウムが豊富な飲み物が有効。 |
低血糖症 |
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メカニズム 糖分を供給する働きがある肝臓が、アルコール分解に追われて供給を停止。低血糖になる。
対策 すばやく体に吸収される果糖を摂取する。果糖はスポーツドリンクやオレンジジュースなどに含まれる。 |
アセトアルデヒドの残留 |
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メカニズム 吐き気や頭痛の原因物質「アセトアルデヒド」が肝臓で分解されずに体内に残る。
対策 アセトアルデヒドの解毒にはしじみやヒマワリの種などが有効。 |
胃の塩酸分泌 |
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メカニズム アルコールによって胃酸の分泌が促され、胃酸過多の状態になる。
対策 胃腸を温め、消化活動を正常に整える効果がある「生姜」が効果的。 |
二日酔いを和らげるツボ
手首から指三本下、腱と腱の間にあるツボです。1回6~8秒程度、少し強めに指圧し続けるのが効果的です。 消化器官の症状改善に効果を発揮し、二日酔いの吐き気症状を改善します。 |
おへその真上、みぞおちにある尖った骨がある位置にあります。5本の指でやさしくゆっくり指圧するのが効果的です。吐き気や疲労、食欲不振などに有効なツボで、二日酔いが原因のこれらの症状にも効果を発揮します。 |
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