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腱鞘炎の痛みを緩和
「手首が痛くて、タオルを絞れない」「指が痛くて力を入れられず、茶碗を持てない」……このような症状がある場合には、腱鞘炎の可能性があります。
腱鞘炎は冷却し安静にすることが大切ですが、指や手首を使わずに日々を過ごすのは困難なこと。鍼灸の施術はそのような痛みを緩和できますから、腱鞘炎でお困りの方は一度鍼灸を試してみてはいかがでしょうか。
腱鞘炎の発生原因
腱鞘炎は、「腱鞘」という腱を包む膜に発生する炎症です。原因は諸説あり断定できませんが、パソコンのキーボードを打つ職業や演奏家、漫画家など手を使う職業で多く発症します。赤ちゃんを抱き上げる機会の多い育児中も要注意です。
また、ホルモンバランスが乱れる40~50代の女性は、むくんだ腱が腱鞘とこすれ、腱鞘炎を起こしやすいと言われています。
腱鞘炎の改善ポイント
患部の周囲などを鍼灸でほぐし、症状を緩和
腱鞘炎は、患部だけでなく肩や背中など関連する部位の筋肉まで緊張し、痛みを増幅させている場合があります。鍼灸ではそのような部分にも広く働きかけ、筋緊張をほぐすことで痛みをやわらげます。
また、鍼灸によるツボ刺激が脳へ伝わることで脳から鎮痛物質(エンドルフィン)が分泌され、痛みが緩和されます。
椎間板ヘルニアは健康保険の対象となる場合があります。
鍼灸施術で効果が見られない場合や重症の場合には、整形外科の受診をおすすめします。
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