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鍼灸師 大石知絵子
現役女性講師による安心の施術
大船で東京メディカル・スポーツ専門学校の講師をしながら、本来の自己治癒力を改善する鍼灸施術を展開するにじいろ治療院で働く院長の大石 知絵子先生をご紹介いたします。
1人1人のライフステージを快適に過ごすために最適な鍼灸施術を追求している大石先生はどんな想いで施術をされているのでしょうか…?
- はり師
- きゅう師
- あん摩マッサージ指圧師
- 養成施設教員
- 介護予防運動指導員
- 全日本鍼灸学会
- 日本中医学会
得意な施術
運動器疾患
腰痛、肩関節痛、膝痛など
消化器疾患
胃痛、食欲不振など
婦人科疾患
PMS、不妊、マタニティケア
患者さんへ一言
太古の時より人々は空を見上げ、風を読み、海や森からたくさんの恵を受けて生活を営んできました。その中で培われた経験と知恵は、医学へと応用され、東洋医学が形作られ、現代に生きる私たちへ脈々と受け継がれています。
にじいろ鍼灸院では、東洋医学の一つである中国伝統医学(中医学)の治療原則に則しながら、一人ひとりを大切に診ることを重視しています。中医学は、不老不死を目指すのではなく、不老長寿を目指す医学。私は、不老とは決してアンチエイジングではなく、その人がその人らしく歳を重ねることだと考えています。
すべてのライフステージを快適に過ごすために。病歴を聴取するだけでなく、触診や視診を重視する伝統的な診察方法で全身の状態を診て、対話をしながら、日本人の体質に合わせた鍼灸治療を行うよう心がけています。
先生へインタビュー
なぜ鍼灸をはじめようと考えられたのですか?
私が高校で陸上部に所属していたときのこと。怪我に悩まされて半年間くらい満足に練習ができませんでした。心配をされるのも、させてしまうのも嫌で、誰にも相談できず、もう辞めようかなと少し投げやりになっていたとき、怪我で競技を諦めたり、病気になって手術を受けたりした友人から告白されました。彼女たちも、なかなか誰かに相談ができなかったそうです。家族や友人がたくさんいても、怪我や病気にかかると、人は孤独になってしまうのだとそのときに気が付きました。
だから、大人になったら、そういう人たちの味方になろうと決めたのです。でも、怪我や病気なら医療だけど、既存の医療では何かが違う……と感じていたとき、鍼灸師でもあるサッカー部の先生が、練習後などに部員を治療されていた姿を見て、これだ!と思いました。すぐに相談に乗っていただき、その人を構成するすべてを診る全人的医療がこれからの日本の医療を支えていくのだと確信しました。
講師をしながら鍼灸院も営むのは大変だと思うのですが、なぜそこまでされるのですか?
専門学校で専任教員として勤めていましたが、教員や研究と治療家、そのどちらかに偏ることはあまり好ましくないのかなと考えていました。実際、私が専門学校で教えていただいた先生の半分以上の方が開業をされながら教壇に立たれていました。その先生方の姿が今でも憧れで、臨床・教育・研究の3つの柱は崩さないような鍼灸師でいたいと思っています。
鍼灸治療は、日本や中国だけでなく、欧米でも広く浸透しています。その多くは中国鍼灸ですが、日本鍼灸も徐々に伝わり始めています。これからを担う学生には、アンテナをしっかり張って視野を広く持って欲しいのです。でも、世界はとても広いので、一個人で見渡すことには限界があります。ですから、教壇に立つときは中国に留学して見えたもの、患者と接する中で培ったもの、学びの中で感じたものなど、できるだけ話すようにしています。
また、教壇に立つときはもちろん進路相談を受けるときも、教師としてではなく鍼灸師の先輩として接するようにしています。治療家としてはまだまだですが、向学力や情熱のある限り、かつて私がそうしていただいたように、私も後輩のために何か伝えていけることがあるのではないかと思っているのです。
施術する際、特に気をつけていることやこだわりを教えてください。
はじめて来院される方はもちろん、鍼灸治療を受けようとされる方は、非日常にとても緊張されます。予約の電話をかけていただいた勇気を裏切らないように、またリラックスしていただけるような空間でありたいと思います。
そして、治療ではご自身の身体の状態に気が付いていただけるように心がけています。知っているようで意外と知らないのが自分の身体です。私も、自分の身体となるとわからないことだらけです。常に対話しながら動作確認などを行うことで、治療によって改善されたか否かを共有するようにしています。また、鍼や灸は無痛でも不感でもありません。できるだけ最小の刺激量を心がけますが、道具を用いた刺激療法ですので、そのことについても包み隠さずお話しします。
これからの展望を教えてください。
鍼灸治療は、膨大な臨床経験に裏付けされた伝統医療です。日本ではその認識は薄いように感じますので、そのことを学生や鍼灸師はもちろん、他の医療関係者や一般の方にも老若男女問わず広く知っていただきたいです。
そして、腰痛や肩こりはもちろん、「鍼って何に効くの?」という疑問に一つひとつお答えし、「何かあったら鍼灸院に相談しよう」と思っていただけるような存在になっていきたいです。また、東洋医学セミナーやお灸セミナーなどを開催することでセルフケアを推奨し、鍼灸治療が必要とされなくなるくらい健康意識を高く持ってもらえたらいいなと思います。
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